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貫きたいのは何か?

· キャリア

「貫きたいのはなにか?」というテーマを初回に書こうと思ったのは、やはり自らが心から望んでいる何かをはっきりとしておかないと、それなしにキャリア論を語ったとしても空虚なだけだからだ。テストの問題で、何が問われているのか、どう解けばいいのかを認識してから回答を始めるのと同様に、実生活における課題を前にしたときは、課題がそもそも何なのか?その上でどの方向に向かえばよいのか?を明らかにしたほうがよいのは当然だ。
現実問題のほとんどは、テストと違って課題の認知の仕方、解決策、そして答えが一つでないこと(そもそも存在しないこともある)などの要因が絡み合ってややこしくなっている。キャリアについてもいろんな人がいろんなことを言う。それを聞いて僕はどれも違うなーと思うのと同時に、どれも正解だと思ったりもする。間違っていると思うのは、やはり語られるキャリア論は語り手にとってのキャリア論であって、他の人が試したときに再現性があるかどうか疑わしいから。その一方で正解だと思うのは、語り手はキャリア論を語りつつ、実はなりたい理想像や実現したいことがかなり具体的に自分の中で描けており、だからこそ自らキャリアを切り開けているという共通点があるから。キャリアを積み重ねていくのにコツのようなものは確かに存在するんだろうけど、やっぱり自らが何者になりたいのか?ということを強烈にイメージすることが出発点だろう。
「そもそも、あなたはどうなりたいんですか?」
こう尋ねると沈黙してしまう人がいる。
答えがあるけど言うのをためらっているだけかもしれないし、モヤッとしたイメージはあるけど言語化できていなかったり、実はなにも考えていなかったかもしれない。まあ、ぼくがそれまでの話から察することができなかったのに対して絶句していたのかもしれないけど、この問いにまっすぐに答えることができないのはよろしくない。別に理路整然と他人に説明できる必要はない。子どもがプロ野球選手になりたいとか言うシンプルなものでいい。それに答えることができないのは、あまりに軽い人生を送ってきたんじゃなかろうか。人生観は人それぞれだから色んな意見があっていいけれども、だからこそぼく個人の意見を言わせてもらうと、人には自分の人生を一生懸命生きる責任があると考えている。だから薬剤師に限らずだけど、キャリアを考える上で大事なのは、心の底から、自分の将来像、一生をかけて貫きたい何かを語れることなんだと思う。
とはいえ、人間って自分のことがわかっているようでわかっていないこともある。そこでぼくがどうしたかを次回書こうと思う。

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